2023年5月2日火曜日

わたしの物語 呼応

3.11

わたしの目覚めへの道が開く

あの日、わたしは友人の結婚式に呼ばれ静岡から千葉へと行った

一歳の一人息子と母と妹を伴って


千葉の母の実家に母と妹と息子を残し、単身式場に行く予定だった

初めての長時間の夫以外の相手に任せる母子分離である

すごく不安だった


母の実家の駅に降り立ち、少し歩いたところで大きく第一の揺れがあった

少し遠くにある大きなマンションがこんにゃくのように揺れている

壮絶な光景である

わたしたちは幼い息子を三角形になって囲い、場をやり過ごした


大好きな友人の結婚式は延期になってしまった


帰ってからはこの体験の意味を探し出す

もうこのままではいられないと焦燥感が抑えられない

スピリチュアルについての真実と理解と体験を探求し始めた


次の破壊は、息子が三歳になり預け先が決まる時

息子は発達障害で、預け先が決まらない


わたしの大事な息子が優しく受け入れられないという辛さと嘆き

まさにそのさなかだった

統合失調症を発症した

発症した二日後に保育園の届を出した


わたしは揺れて壊れた


わたしの大きな揺れと破壊は、母子分離のときに起こる


わたしは離れるのが怖かった 幼いかわいい子と


わたしのもとにずっといてほしかった


母の愛に根差した執着と不安


わたしの最大の闇であったね



この闇を光で抱き、この子とともにある

そう意図し、再び歩みだす10年間


息子と、母と子として過ごし成長していく中

息子は言った

お母さんはぼくの最高のお母さんだよ


母であるわたしが完全に癒され光で満たされた瞬間である

ありがとう


そしてもう一人、子を望んだ

自信が無くて諦めていたけれど本当は望んでいた二人目の子を


宿ってくれた新しいいのち


上の子が教えてくれた母としてのわたしの答え合わせ

それを下の子が優しく寄り添いながらしてくれている


二人の母となった幸福感の中

わたしはさらに、過去と現在に常に現れる現象や感情から

観念、思い込み、枠を外すという内的作業をし続けた


そして訪れる求め続けていた自己との再会

「わたしはわたしだ 探し続けていたものをやっとみつけた」

それ以外に言い表しようのない感動と感覚


その少し後、わたしの世界において、母としての執着を強く

見せてくれていた人との別れが訪れた

下の子の妊娠時にはすでに意識が遠くとなっていた人である


良くも悪くも思い入れのある人との別れの時というのは

その相手に何を見ていたか

ポジティブであれネガティブであれ、またはその両方

あなたのうちなるその部分が

愛の光に照らされ変容し溶けて交わった報せである


あなたはわたしに何を見るだろうか

その何かはあなた自身であることを知っていてほしい



わたしたちの物語は終わらない

わたしたちが真実 宇宙そのものだと 体験するまで



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